2016年08月31日 01:14
本家ラブライブ!と比較しつつ見るサンシャイン!!の感想






今更ですけどラブライブ!サンシャイン!!面白いですよね。
毎週楽しんで見ています。
ストーリーも8話まで終わり、いよいよ終わりが近付いてきたのでこの辺で一つくらい感想記事を書きたいなーということで、
今回はサンシャインを視聴して感じたことを本家ラブライブ!と比較しつつこれまでの感想を書こうと思います。

残念なのはこれが投稿される頃には確実に9話が放送されてるってことですね。10話放送までには投稿したいな……間に合うかな。

とにかく書かないと始まらないので書いていきます。



1.サンシャインを見て一番最初に感動したこと



僕がラブライブ!サンシャイン!!一話を視聴してまず感動したのは、μ'sが成功した存在として描かれていたことです。

後発コンテンツが出てくるときの最初の楽しみってやっぱりこういう、頼もしい存在になった前作メインキャラ達を見れることだと思うんですよ。

これはムビマスを見ていても感じたことですね。
後輩に憧れの目を向けられている765のアイドル達を見た時、うおお765プロすげえ!と感動すると同時に、こんなに立派になって……!という親心的な感覚まで抱いたのをおぼえています。
気持ち悪いと思われるでしょうがアニメはそのくらい感情移入してなんぼだと思います。

ラブライブ!サンシャイン!!でもμ'sは雲の上の存在として描かれています。
最初のライブではコケつつも、地道にメンバーを増やし、一時解散の危機にまで直面したμ'sが困難を乗り越え、ラブライブで見事優勝するという、
その長い道のりを見てきたファンにとって、これは大変感慨深いですね。

サンシャインの主人公、千歌ちゃんはμ'sに憧れてスクールアイドルを始めます。
第二のμ'sを目指すという点はおそらく声優ユニットとしてのAqoursにも共通する目標なのでしょうね。



2.ラブライブ!との相違点



サンシャインもわりとラブライブ!を踏襲したようなシナリオ進行になってますよね。
それぞれ悩みを抱える女の子がいて、徐々にその子達が主人公達のまわりに集まって、メンバーが増えていって……という。
ただ、相違点も沢山あり、そこを比較できるのがサンシャインの魅力です。

まず、ファーストライブ。
μ'sのファーストライブは船出としては最悪のものでした。なによりお客さんがいない。誰もいない。
ようやく来たと思ったらかよちんだけ。そのかよちんのおかげで三人はかなり救われたとは思うのですが、沢山のお客さんで埋まる講堂を想像していた三人にとってはそれは非常にショックな出来事だったことでしょう。

対するAqoursはというと、やはり幕を開けたとき、誰もいないという悲しみには直面します。が。
なんと開演時間を伝え間違えるという凡ミスが原因。最終的には満員になるくらいのお客さんが。ファーストライブは大成功といえる結果を収めたのです。

この時ダイヤが言った「今までのスクールアイドルの努力と街の人たちの善意あっての成功」という台詞は、ラブライブ!サンシャイン!!というコンテンツに対する自戒というか、そう自らに言い聞かせて気を引き締めているようにもとれ、話題になりました。

対称的なスタートを切ったμ'sとAqoursですが、その後両グループはまたしても真逆と言っていい未来を迎えます。

まず、μ'sですが、ファーストライブ後の活動は順調そのものでした。
メンバーも少しづつ増え、曲や振り付けの完成度も上がり、新曲をコンスタントに披露しランクを上げていって。
絵里の加入後は練習の質も良くなって更にグループとしての存在感を増していきます。
穂乃果ちゃんが倒れてからは、μ'sは度重なる苦難が待ち受けるわけですが、それまではこわいくらいに順調に成果を上げていたわけです。

対するAqoursはと言うと、やはりこちらもメンバーの新加入はペースが早く順調でした。少しづつ曲も増えていき、東京のイベントに呼ばれるくらいの実力に。
物凄く順調に見えますね。
ですが、ここでAqoursはμ'sのファーストライブ……いえ、それ以上のショックを受けることになります。
まず、イベントで入賞を逃したこと。
そして、直前に、Aqoursメンバーを圧巻するパフォーマンスを披露したライバルユニットもまた入賞を逃したこと。

これでAqoursはトップを目指すアイドルとのあまりにも大きな実力差を痛感します。

そして追い打ちをかけるかのように渡されたファン投票の結果。
得票数は……0
あまりにもエグいです。そのシーンを見た時、3票くらいは入れてやれよ……と悲しくなったのをおぼえています。
これはつまり、実力だけではなく、アイドルとしての魅力においても、他のアイドルグループと比べて乏しいことを露呈する結果となってしまった訳です。
ライバルユニットには「馬鹿にしないで」と涙ながらに言われる始末。
16かそこらの女の子が受けるにはあまりにも酷な仕打ちです(でも現実では、もっと酷な仕打ち受けてるjkがザラにいると思う)

これにはポジティブにまわりを鼓舞してきた千歌ちゃんも、さすがに堪えたようで、8話ラストでは泣きながらに自分の悔しさを吐露します。
ここが凄く良いシーンなんです。また後述のテーマでも触れます。

話数を見ると、μ'sが危機に直面するのも大体9話らへんなので、まあ同じくらいの時期に苦しんでいるんですが、
時系列的にみると、μ'sはもう少しでラブライブ本戦が見えているというところ、Aqoursはまだ駆け出しのタイミングなので、大分状況が異なります。

最後は曜ちゃんが留学でもしようとすんのかなと思っていたのですが、どうやら違うラストを迎えそうです。

何しろμ'sは佳境に入ったところでバラバラになりかけてました。
対するAqoursはこのタイミングで団結を強めています。
ここでもまた違う道を歩んでいるAqoursですが、今後どのように物語は収束するのでしょうか。



3.リーダーの対比



ここでまとめに入る前に一つクッションを挟んで、各グループのリーダーである穂乃果ちゃんと千歌ちゃんを比較してみましょう。

二人は少し似ているところがありますよね。
二人とも、とっても明るい性格ですし。
ポジティブな性格で、超可愛いのに何故か自己評価が低いところなども共通しています。


しかしリーダーとして比較すると、二人は全く違うタイプのように見えるんですね。
簡単にいうと
穂乃果ちゃんは目的で人をひっぱるカリスマタイプで、
千歌ちゃんは人望で人をひっぱる人格者タイプ。

千歌ちゃんは常々リーダーがしっかりしなきゃ、リーダーはこうあるべきだというのを気にして行動していますよね。
8話においても、リーダーだからと自分の気持ちを押し殺してしまうところがあり、ラストではそれを見抜いていた梨子ちゃんにより本音を引き出され、号泣しながら全ての思いを打ち明けました。
このシーンは本当に素晴らしかったです。
リーダーとして背負い込みすぎていた千歌ちゃんもこれで少し荷が降りたのではないでしょうか。

話が少しずれましたが、8話で明確に本質が見えたように、千歌ちゃんはとても優しい子です。
付いてきてくれるみんなの為にもしっかりしなきゃ!と常に自分にプレッシャーをかけ続けています。
それ故にちょっともろいところがありますね。
まわりを最優先で考えるので、何かグループに歪みが生じればおそらくかなり苦心するタイプだと思います。
おそらく今後そういう展開もあるのではないかと。
意見が対立しただけで相当ストレスを溜め込んでしまうのではないでしょうか。

おそらく千歌ちゃんが目指すべきところは「私は天海春香だから」と言い切った某トップアイドルなのでしょう。
作品こそ違いますが、人望で人をひっぱるタイプの理想形はあそこだと思います。
目的ではなく、手段でリーダーとしての姿を示すタイプですね。


さて、では穂乃果ちゃんのリーダーとしての資質を振り返るとどうでしょうか。

色々短所もありますが、穂乃果ちゃんはまさにリーダーに相応しい要素を兼ね備えていたと僕は思っています。

まず、目的がはっきりしている。そしてそのために自らが先陣を切って行動する能力がある。
リーダーとして一番必要なことではないでしょうか。
穂乃果ちゃんはまさにそれを地で行っています。

ラブライブで優勝したいという絶対的な目標を示しつつ、そのポジティブさと行動力でモチベーターとしての役割も果たす。
結果としてあのしっかり者の海未ちゃんや主張の強いにこにー、
真姫ちゃんなんかも、グループとしての判断は穂乃果ちゃんを全面的に信用し、委ねています。
ここが穂乃果ちゃんのカリスマ性ですね。

ですがその性格が悪い方に出ることもあります。
穂乃果ちゃんは目的のために一直線に突っ走るので、時々まわりが見えなくなってしまうのです。
実際本編では張り切りすぎて体を壊してしまい、それがきっかけでラブライブ出場を逃す結果になってしまいます。
また、ことりちゃんの留学についても予兆に気付けませんでした。
それが大きな歪となり、穂乃果ちゃんは崩れてしまいます。

やや自暴自棄ともいえる状態になり、μ'sを解散するとまで言い出してしまうその落差ったらなかなか衝撃的でしたね。
普段の穂乃果ちゃんを見ているからこそ、海未ちゃんやにこにーも判断に納得ができなかったんでしょうね。
信頼を裏切られたような結果ですからね。

カリスマタイプの短所はこういう、挫折に弱いところですね。
人望タイプはそういう時でさえ周りをきにするので、まずメンバーの様子を伺ってから行動すると思います。
カリスマタイプはポジティブな方向の判断が非常に早いですが、ネガティブな方向への判断も早いためまわりは振り回されやすいんですよね。

その後穂乃果ちゃんは自分の気持ちと向き合い、小鳥ちゃんに留学して欲しくないとはっきり伝え、再びμ'sをまとめあげます。
一期では最後まで自分がどうしたいのかがはっきりしていましたね。

ちなみに二期では周りに迷惑をかけないようにと考えてラブライブ出場を躊躇うシーンがあります。
もともと何振り構わない性格ではなく、周りの気持ちもきちんと察していたのですが、二期ではそれがより深く描かれていて、リーダーとしての成長も感じられました。
このようにカリスマ性という一つの要素だけではなく、人望タイプの良いところも持ち合わせたより素晴らしいリーダーへと変貌を遂げているのです。

千歌ちゃんも、もっと自分の気持ちを表に出せるようになって成長を見せてくれるかもしれませんね。


ただ、千歌ちゃんと穂乃果ちゃんのリーダーとしてのスタンスの違いには、境遇の違いもあるかもしれません。

千歌ちゃんのそもそもの動機は「スクールアイドルになって自分を変えたい」でした。
対する穂乃果ちゃんは「スクールアイドルになって廃校を阻止したい」であって、
スクールアイドルとしての活動における過程のなかに「自分を変える」という成果を求める千歌ちゃんと、
ラブライブに優勝して、学校の知名度を上げ廃校を阻止するという具体的な成果を求める穂乃果ちゃんとではそれは立場が違って当然なのです。

千歌ちゃんもまた廃校の危機に直面しますがそれもまたμ'sと同じだ!と喜びました。
私もμ'sのように輝きたい!という願望が何より強いからです。
μ'sは凄いアイドルだ。だから私はああいう風になりたい。スクールアイドルとしての活動を通して自分をあの人達のように魅力的な存在にしたい。
そういう気持ちが強いので、千歌ちゃんにとって「どんな仲間と」「どんな風に」はとても大事なのです。

穂乃果ちゃんもまた仲間は大切にしますが「この仲間なら大丈夫」「この仲間達となら優勝できる」そういう絶対的な信頼を持って突き進んでいましたし、何よりラブライブに優勝するくらいはしないと廃校は阻止できないという気持ちがあったでしょうから、
「みんなで前の敵に立ち向かって行こうね!」というよりは「お前ら背中は任せたぜ!」というくらいの心持ちでいたのでしょう。
結果としてその過程で廃校は阻止出来たわけで、目的は果たせなくても結果オーライだったのでしょうけど、穂乃果ちゃんが途中で「まあ最善の結果でなくてもどうにかなるかー」とは考えていたように見えません。きっとやるなら1位!というタイプでしょうから。

今後千歌ちゃんがどのように前へ進むのか注目ですね。
やはり千歌ちゃんらしく常に周りを気にかけながら横一列に進むのか。
吹っ切れて自分がどうしたいかを打ち出して、一歩前から周りをひっぱるのか。

最終的にどんなリーダーになるのか期待です。



4.おわりに



今後気になるのがやはり元祖ラブライブ!との対比ですね。

μ'sの後期追加メンバーはもともとアイドル活動をしていたにこ、バレエで実績があった絵里、前々からμ'sを見守り、助言を与えていた希と強力な人材揃いでした。

対するAqoursというと、個々の能力はまだ明らかになっていませんが、一度東京に出て挫折を経験している三人です。
言い方を悪くすれば一度は失敗している身であり、μ'sと比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

物語が佳境に入り、おそらくAqoursは全メンバーが集結することになるでしょうが、まだまだラブライブ本線への道は遠いように思えます。
果たして彼女達は、どのようにして前進するのでしょうか。

話数も残りわずか。今後の展開に目が離せません。


という訳で今回はラブライブ!サンシャイン!!の感想記事になりました。
ろわマガvol.1の中で書くつもりだったんですがやたら長くなってしまったので個別記事にしました。
ろわマガもちゃんと投稿しますからね。0回やっただけで飽きるとか流石に酷すぎますからね。

あと関係ないですけど、Aqoursのことは最初AQUOSだと思ってました。

ろわろわー(°.°)





【この記事へのコメント】
ラブライブサンシャインそういえば見れてないなど。
DVD待とうかな…面白そうだし最初から見たい。

にじにじー_(:3 」∠ )_
Posted by おたこん(虹) at 2016年09月15日 16:10
コメントの返信がとても遅くなってしまいました。申し訳ございません。
折角コメントしていただいても返信がこんなにいい加減では失礼ですね……。大変失礼致しました。すみませんorz

サンシャインは最終話までの感想記事を書きましたが、なんというかエンジェルビーツみたいな感じで、最終話はちょっと期待していたのと違う……ってなるけど、そこまでの過程はとても面白いアニメです。
DVDで見ても楽しめるのではないでしょうか。ライブシーンは本家と変わらずとても質が高いです!
Posted by roiroi at 2016年11月15日 00:06
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